Q&A

Q;客単価が高めな飲食店を出店予定です。
10-15坪のお店でどれくらいの席を目安に考えたほうが良いでしょうか?
(高単価なお店の場合、店内の雰囲気が非常に重要となります。 また小規模の場合、店内動線にも注意する必要があります。 これらを加味した、デザインのポイントや注意点などについてご回答いただきました。)

A;
高級店となりますと例えばお寿司屋さん、フレンチ、和食など、どのジャンルの飲食店かにも大きく左右されます。
飲食店デザインでは業態によって厨房に必要な機器も変わってきますので、上記面積に厨房も確保するとなると概ね5~8席の目安かと思います。
高級店になりますので、お隣の席との距離が詰まるのも居心地としてよくないので、隣の席との距離感やレイアウトを考える際に無駄のない&ゆったりと感じれるような空間づくりを計画する必要があります。
色々と考える点は多いですね。

Q;オフィスを新設しようと思っています。
配線をなるべく隠し、スマートな印象にするためにOAフロアを導入したいのですが、 費用を抑えるためにできることはありますか?
(嵩みがちなOAフロアの工事費用。導入する際の節約ポイントをお聞きしました。)

A;
全国出張で出掛けていますが、結構オフィス仕様のテナントは多いです。
逆に店舗仕様でのテナント貸しの方が少なく、いつもオフィスから店舗空間へ業態変更する工事がほとんどで、費用が嵩んでしまうケースが多いです。
多くは2Fより上の上層階でのテナント募集ですが、特別低層階にある必要性はないと思いますので、オフィスを構える不動産を探すときに元々オフィス仕様のテナントを借りるとほとんどがOAフロアになっています。
テナントを探す時点でOAフロアのオフィス仕様で構える場所を探す事が一番の費用を抑える対策かと思います。

Q;もともと事務所だった物件で、カフェを開業したいと考えています。
飲食店ではない物件で飲食店を開業する際の、注意点があれば教えていただきたいです。
(飲食店ではない物件での飲食店開業は注意するべき点が多いと思いますので、今回はその際の注意点をお伺いしました。)

A;
元々オフィス仕様のテナントで厨房を新設で作るのは少々ハードルが高いですね。
工期、金銭面、万が一退店したときの原状回復工事費用に覚悟が必要ですので、よく考えてテナントを計画をした方が良いです。
厨房がなぜ大変かというと、オフィス区画内にまず水廻りがないとそもそも厨房が作れない。
区画内にミニキッチンがあったとしても床上げや防水工事、ダクト工事にかなり費用がかかります。
またテナントビルの契約前に確認が必要ですが、ほとんどのテナントが原状借りる前の状態に戻す原状回復が条件になってくる事が多いです。
物件を借りる前に店舗デザイナーさん(テナント案件に慣れた方がおススメ)にご相談することをおススメ致します。

Q;カウンターを設置した、居酒屋を開店したいです。 おひとりさまでも気軽に入店できるお店にするために、できる工夫はありますか?
(おひとりのお客さまにも来店してもらえる、入店しやすい居酒屋にするための工夫をお聞きしました。)

A;
居酒屋といってもオーナー様の想いや色々なコンセプトの居酒屋があります。
初めてのお店で気軽に入店できるお店と言えば、お店の様子が外から伺えるという点でしょうか。
ファサード面に小さくても構わないのでガラス面を作り外から中の賑わいが見えるように計画していくと入りやすいです。
また中の様子が見える位置にお客様の優先席を設けれるレイアウトにすると、このお店はお客様が入ってるぞと思わせることが出来ますね。

Q;惣菜のテイクアウト専門店の出店を検討しています。 物件選びやデザイン、レイアウトなどのポイントについて教えてください。
(今回は、惣菜のテイクアウト専門店のデザインやレイアウトに関する問いです。 今回は惣菜のテイクアウト専門店の出店に際しての物件選びやデザイン、レイアウトに関するポイントをご回答いただきました。)

A;
間口の開けた1Fのテナントが良いですね。
目の前に駐車場があることもエリアによっては必須事項になってきます。
外から中の様子が見える作りが良いかと思いますが、日差しが強い場所ですと、惣菜や食品の劣化が早まりますので、要検討が必要です。
その場所で惣菜を作るスタイルなら厨房環境も整えないといけませんので専門家の現地調査が必要になります。

CONTACT

TEL 093-883-7188