竹久夢二が暮らした八幡の地に思いを馳せて

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平成9年築の比較的新しいマンションの再販リノベーション。SRC造14階建11階部分、広さも84.27m²とファミリーで住めるサイズ感。
しかし、周辺には近年新築マンションが幾つか建っており、ただリノベーションをしただけでは魅力にかける中でテーマを探していた時に、マンションからほど近い枝光という地域で毎年「夢二まつり」というイベントが行われているのを知りました。明治に活躍していた詩人で画家の竹久夢二は、若い頃、八幡村(現在の北九州市八幡東区)に家族で移住し八幡製鉄所で働いていたそうです。そこから日本の近代グラフィックデザイナーの草分けでもあった彼に想いを馳せたプロジェクトがはじまりました。近年のリノベーションにおけるデザインテイストはどちらかといえば北欧やカリフォルニアなど海外の要素を模したものが多いですが、だからこそあえて日本ならではの「和」の魅力に挑戦してみました。

和の表現と魅力をテーマにはしましたが、現実的には本格的な和の装飾には職人の技術とそれに係る費用が格段に高くなってしまいます。そこで和の技法や良さの部分は継承しつつ、和のデザインを取り入れる事で予算とのバランスを実現。具体的には壁面やフローリング材はオール杉材で、リビング空間は塗り壁や腰壁には杉材の鎧貼を用いたり、昨今ではあまり使われることがない雪見障子も採用し、玄関から真っ直ぐ伸びる廊下と書斎を窓で繋いでみるなどの空間づくりを実施。また、リビング正面には組子文様のデザインを採用し、伝統技術を簡略化しつつモダンな要素をもたせたオリジナル「三つ組手」パネルを配置しました。
明治のアーティスト竹久夢二がもしこの部屋に住むならやはり制作に没頭する部屋は必要だろう・・と考え、室内には書斎空間を設置。さらにグラフィックデザイナーとしても優れていた彼が自分の部屋を装飾するならと考えた結果、雑誌「民謡音楽」の表紙絵で用いた三角リズムの壁紙を各個室やリビングに採用。
装飾としては趣味性を高めましたが、現実的にはこの物件は家族で住むことを想定していたこともあり、室内の間取りは3LDKを確保。リビングとダイニングを繋げて広々とした空間演出を行うことをしなかった分、逆に仕切られた空間が心地よいプライベート感をつくり、まさに障子や襖で仕切られていた日本家屋のような安心感をもつ部屋ができあがりました。

こだわりの空間デザインや、カフェやお気に入りのお店のような憧れの空間をご希望の方は是非当社にリノベーションのご依頼やご相談・御見積のご依頼をください。
多くのリノベーションの経験や事例があり、夢の実現のお手伝いをさせて頂ければ幸いです。

築年月 1997年4月
構造 SRC造
リノベーション面積 84.27㎡
施工期間 2ヵ月
備考 設計・施工;株式会社ヴィリオ
プロデュース;OLDGEAR
VRILLO×OLDGEAR コラボ作品

CONTACT

TEL 093-883-7188