設計事務所は「何をどこまで考えてくれるのか?」

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はじめに|設計事務所は「何をどこまで考えてくれるのか?」

はじめに|設計事務所は「何をどこまで考えてくれるのか?

リノベーションを考え始めると、
こんな疑問を持たれる方が多いのではないでしょうか。
設計事務所って、結局どこまでやってくれるの?
間取りを描いてくれるだけ?
工務店と何が違うの?
実はこの疑問、とても大事なポイントです。
なぜなら、リノベーションの満足度は
「何をつくったか」よりも、
「何を考えてくれる相手と造りあげたか」で大きく変わる
からです。
完成した瞬間は美しくても、
使い続けるうちに違和感が生まれる空間は少なくありません。
その多くは、設計段階で考えきれていなかったことが原因です。

この記事では、
設計事務所として住宅・店舗リノベーションを手がけてきた
VRILLO(ヴィリオ)の視点から、
設計事務所は、何を・どこまで・どう考えているのかを、
できるだけ具体的にお伝えします。

 

1. 多くの人がイメージする「設計事務所の仕事」

多くの人がイメージする「設計事務所の仕事」

一般的に、設計事務所と聞くと、
間取り図を描く
おしゃれなデザインを考える
図面を工務店に渡す
こうしたイメージを持たれることが多いと思います。
もちろん、それも設計の一部です。
ですが、それは設計という仕事のほんの入口にすぎません。

VRILLOが考える設計事務所の役割は、
形をつくることではなく、
その空間がどう使われ、どう愛され、どう続いていくかを考えることです。

 

2. 設計事務所が最初に考えていること

設計事務所が最初に考えていること

VRILLOが最初に考えるのは、
「どんな間取りにするか」ではありません。
まず考えるのは、こんなことです。
・今の暮らしで、何がストレスになっているか
・1日の中で、どこに一番長くいるか
・朝と夜で、家や店の使われ方はどう変わるか
・休日や繁忙時間は、どう過ごされているか
・数年後、この場所はどうなっていてほしいか

これらは図面には直接描けません。
しかし、空間の質や事業の継続性を左右する、最も重要な要素です。

VRILLOでは、要望をそのまま形にするのではなく、
その背景にある想いや価値観まで掘り下げて設計します。

 

3. 設計事務所は「どこまで考えているのか」

設計事務所は「どこまで考えているのか」

① 暮らし・商いの動線と時間の流れ

設計事務所は、人がどう動くかだけでなく、時間の流れそのものを想像します。
・朝の動きが重ならないか
・仕込みから営業までが無理なくつながるか
・夜、自然と落ち着ける場所はどこか

これは単に動線を短くすれば解決する話ではありません。
光・視線・音・距離感を含め、空間全体のバランスとして設計します。

② 光・視線・空間の「感じ方」

光・視線・空間の「感じ方」

同じ広さでも、明るく感じる空間
・心地よく人が滞在する空間
・逆に、なぜか落ち着かない空間
があります。
その違いは、
・照明デザインや採光
・仕上げ素材の質感やバランス
・視線がどこへ抜けるか

といった、設計の積み重ねによるものです。

VRILLOは
「何㎡あるか」ではなく、
「その場で過ごすとどう感じるか」を何より大切にしています。

③ 素材の選定と、時間が育てる空間

素材の選定と、時間が育てる空間

VRILLOでは、素材選びも設計の一部です。
・触れたときの感触
・光を受けたときの表情
・5年後、10年後の変化

新品がピークの素材ではなく、
使われることで価値が増していく素材をどう使うか。
これは、
「長く繁盛する店」「長く愛される住まい」をつくるうえで、
欠かせない視点だと考えています。

④ 既存建物の「制約」を価値に変える

既存建物の「制約」を価値に変える

リノベーションには必ず制約があります。
・動かせない壁
・動かせない配管
・建物ごとの構造や癖

設計事務所は、
それらをマイナスとして処理するのではなく、
どう活かせば、その場所ならではの魅力になるかを考えます。
新築では生まれない個性こそ、リノベーションの最大の魅力です。

 

4. VRILLOが大切にしている「設計の先にあるもの」

VRILLOが大切にしている「設計の先にあるもの」

VRILLOが考える
本当に良い空間とは、
その場が末永く使われ
商いが続き
その場所があることで、周囲にも良い循環が生まれることです。
ひとつの優れた空間建築は、
人の流れを変え、記憶を生み、やがて街の表情さえも変えていきます。
私たちは、空間づくりを通して夢を実現し、継続していくお手伝いをしていると考えています。

 

◆ 設計から施工まで一貫して行う理由

VRILLOは、
設計だけで終わる設計事務所ではありません。
設計から施工まで一貫して行うことで、
◎設計の意図を正確に空間へ反映できる
◎細部まで妥協せず仕上げられる
◎デザインとコストの現実的なバランスが取れる

「図面は良かったけれど、完成したら違った」
そんなリノベーションにしたくない。
その想いから、この体制を続けています。

 

◆ 設計事務所は「答えを出す場所」ではない

設計事務所は、最初から答えを持っている場所ではありません。
一緒に考え、
整理し、
試行錯誤しながら、
その人・その場所にとっての正解を見つけていく場所です。

まとめ|設計事務所が考えているのは「空間のその先」

まとめ|設計事務所が考えているのは「空間のその先」

設計事務所が考えているのは、
何をつくるか ではなく
どう使われ、どう続き、どう街と関わっていくかです。
間取りや見た目だけでなく、本質から考えてほしい
・自分たちらしい空間をつくりたい
・長く愛され、続いていく場所をつくりたい

そう思われているなら、
設計事務所という選択肢は、きっと合っています。
VRILLOでは、
まだイメージが固まっていない段階からのご相談も歓迎しています。
「何をどこまで考えてくれるのか」その答えを、ぜひ対話の中で感じていただけたらと思います。

 

 

筆者PROFILE✍———————————————————————————————————————————————————-

筆者PROFILE✍——————————————

株式会社ヴィリオ(VRILLO CO., LTD.)
代表取締役 寺井 智彦


1980年北九州市戸畑区出身。
2012年1月にVRILLOを開業し、
現在は店舗、住空間の両方においてデザインから施工までの
全てを自社管理で行いながら美しさと機能の両方を
備えた五感を刺激する空間づくりを高い美意識のもとに活動。

手掛ける業態は様々でカフェ、飲食店、ブティック、
住宅、オフィス、ホテル、ブライダルなど
あらゆる業態の空間を設計デザインし自社施工する。

近年では、ミシュラン掲載店の「Bekk」、世界中から注目される
「照寿司」のリニューアルを立て続けに成功させる。
知名度高く注目の飲食店や美容室、クリニックからのオファーを
日々頂き、全国各地を飛び回る日々を送っている。

株式会社ヴィリオ(VRILLO CO., LTD.)
代表取締役 寺井 智彦


1980年北九州市戸畑区出身。
2012年1月にVRILLOを開業し、
現在は店舗、住空間の両方において
デザインから施工までの全てを自社管理で
行いながら美しさと機能の両方を備えた
五感を刺激する空間づくりを
高い美意識のもとに活動。

手掛ける業態は様々で
カフェ、飲食店、ブティック、
住宅、オフィス、ホテル、ブライダルなど
あらゆる業態の空間を
設計デザインし自社施工する。

近年では、ミシュラン掲載店の「Bekk」、
世界中から注目される「照寿司」の
リニューアルを立て続けに成功させる。
知名度高く注目の飲食店や美容室、
クリニックからのオファーを日々頂き、
全国各地を飛び回る日々を送っている。

★OFFICIAL Instagram   →https://www.instagram.com/vrillo_official/
★代表の日常 Instagram  →https://www.instagram.com/vrillo7/
★日々のグルメ Instagram →https://www.instagram.com/nori101/

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