リノベーション失敗例5選プロが教える原因と対策

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リノベーション失敗例5選プロが教える原因と対策

リノベーションでよくある失敗例を建築のプロが解説。
収納・採光・動線・素材・マンション制約の原因と対策を知り、後悔のない住まいづくりを実現しましょう。

INDEX ——————————————————————————————–

はじめに

1.収納が足りず、暮らしが雑然とする
2.採光不足で昼間も暗い
3.家事動線が悪く、毎日ストレスに
4.素材を安さで決めて早く劣化
5.マンション特有の制約を見落とす

まとめ|セルフチェックリスト
———————————————————————————-VRILLO COLUMN

はじめに

リノベーションは住まいを大きく変えるチャンスですが、「思っていたのと違った」「もっと調べておけばよかった」と後悔してしまう人も少なくありません。
実際の現場でよく耳にする失敗には、いくつかの“共通する原因”があります。

今回は、特に多い 5つの失敗例 を「なぜそうなるのか」という根本原因まで掘り下げ、プロの視点で対策をご紹介します。

1. 収納が足りず、暮らしが雑然とする

収納が足りず、暮らしが雑然とする

よくあるケース

☑キッチンは広くしたけど、食品庫を確保できず常に物が出しっぱなし
☑こども部屋に収納を設けなかった結果、リビングが物置化してしまった

考えられる原因

▲計画段階で物の量を把握していない
 「そのうち断捨離するから大丈夫」と思って進めてしまう

▲家具で解決できると思っている
 既製家具はサイズや統一感が合わず、動線を邪魔することも

▲“見せる収納”に憧れすぎる
 SNSや雑誌の影響で、実生活に合わないオープン棚を多用

プロの解決策

プロの解決策

◎生活動線に合わせて収納をプランに組み込む

◎ファミリークロークやパントリーなど大容量収納を確保

◎デッドスペースを造作家具で有効活用

◎「見せる」と「隠す」のバランスを設計段階で決める

2. 採光不足で昼間も暗い

採光不足で昼間も暗い

よくあるケース

☑南向きの物件だから安心と思ったら、隣家の影でリビングが真っ暗
☑間仕切り壁をつくった結果、廊下や玄関に光が届かなくなった

考えられる原因

▲“方角=明るさ”という思い込み
 南向きでも周辺環境や庇の出方で暗くなる

▲時間帯や季節を考えていない
 冬は日射角度が低く、光が入りにくい

▲内装の色や素材を軽視
 暗い仕上げ材で光が反射せず、全体が暗い印象に

プロの解決策

プロの解決策

◎室内窓やスリット壁で光を共有

◎ハイサイドライトや地窓を取り入れる

◎明るい内装材を選んで光を部屋全体に広げる

◎設計段階で季節・時間帯ごとの光の入り方を確認

3. 家事動線が悪く、毎日ストレスに

家事動線が悪く、毎日ストレスに

よくあるケース

☑キッチンと洗面所が離れていて、料理と洗濯を同時にこなせない
☑洗濯機からベランダが遠く、重い洗濯物を運ぶのが大変br>

考えられる原因

▲図面上の距離だけで判断
 実際の移動をシミュレーションしていない

▲デザイン優先で生活を後回しに
 アイランドキッチンに憧れて採用したが動線が長い

▲家族で生活の仕方を共有していない
 誰がどこで家事をするかがイメージできていない

プロの解決策

プロの解決策

◎キッチン・洗面・ランドリーを近接配置して“家事ラク動線”を確保

◎廊下を減らして行き止まりをなくす

◎家族の動きをシミュレーションしてプランに反映

4. 素材を安さで決めて早く劣化

素材を安さで決めて早く劣化

よくあるケース

☑合板フローリングが数年で傷だらけになり、張り替えが必要になった
☑クロスの継ぎ目が剥がれて見た目が悪くなった

考えられる原因

▲初期費用だけで判断
 長期的な維持費や交換費用を考えていない

▲素材の性質を理解していない
 安価な合板フローリングは傷に弱く、補修もしにくい

▲経年変化をマイナスに捉えてしまう
 無垢材や漆喰の「味わい」を欠点だと考えて避けてしまう

プロの解決策

プロの解決策

◎無垢フローリングや漆喰など長く使える素材を選ぶ

◎経年変化を“味”として楽しめるかを検討

◎初期費用+維持費で判断する「ライフサイクルコスト」の視点を持つ

5. マンション特有の制約を見落とす

マンション特有の制約を見落とす

よくあるケース

☑「無垢床にしたかったのに規約で禁止されていた」
☑「水回りを動かしたら配管勾配が取れず工事不可に」

考えられる原因

▲管理規約をきちんと確認していない

▲構造形式(壁式・ラーメン)を理解していない

▲配管や梁の位置を無視してプランを立てた

プロの解決策

プロの解決策

◎管理組合への事前確認を徹底

◎構造や配管経路を現地調査

◎実績豊富なリノベ会社に相談し、制約を逆手に取る工夫をする

まとめとセルフチェックリスト

まとめとセルフチェックリスト

リノベーションでの後悔は「情報不足」「思い込み」「計画の浅さ」が原因で起こります。
収納・採光・動線・素材・マンション制約などは暮らしを左右する重要な要素です。

ヴィリオでは「失敗を防ぐ」だけでなく、お客様のライフスタイルを理解しながら 素材・光・動線をトータルでデザイン しています。

まずは、ご自身の計画を次のチェックリストに照らし合わせてみてください。

リノベーション計画セルフチェックリスト

1. 収納

☑今ある荷物の量を把握しているか?
 ☑「どこに何をしまうか」を具体的にイメージできているか?

2. 採光

☑季節や時間帯ごとの光の入り方を確認しているか?
 ☑隣家や建物の影響まで考慮しているか?

3. 動線

 ☑料理・洗濯・掃除などの動きを図面でシミュレーションしたか?
 ☑家族全員の生活パターンを反映できているか?

4. 素材

☑選んだ素材の耐久性や経年変化を理解しているか?
 ☑初期費用だけでなく、維持費も含めて判断しているか?

5. マンション制約

☑管理規約を事前に確認したか?
 ☑配管や梁の位置を現地調査したか?

さいごに・・・

「失敗例」を知ることは、理想の住まいをつくるための大きなヒントです。
一つひとつ確認しておけば、リノベーションはもっと安心して計画できるはずです。

ヴィリオでは、失敗を防ぐだけでなく“暮らしの体験を豊かにするリノベーション”をご提案しています。
もし「どこから手をつけていいかわからない」と感じたら、ぜひ一度ご相談ください。

 

 

筆者PROFILE✍———————————————————————————————————————————————————-

筆者PROFILE✍——————————————

株式会社ヴィリオ(VRILLO CO., LTD.)
代表取締役 寺井 智彦


1980年北九州市戸畑区出身。
2012年1月にVRILLOを開業し、
現在は店舗、住空間の両方においてデザインから施工までの
全てを自社管理で行いながら美しさと機能の両方を
備えた五感を刺激する空間づくりを高い美意識のもとに活動。

手掛ける業態は様々でカフェ、飲食店、ブティック、
住宅、オフィス、ホテル、ブライダルなど
あらゆる業態の空間を設計デザインし自社施工する。

近年では、ミシュラン掲載店の「Bekk」、世界中から注目される
「照寿司」のリニューアルを立て続けに成功させる。
知名度高く注目の飲食店や美容室、クリニックからのオファーを
日々頂き、全国各地を飛び回る日々を送っている。

株式会社ヴィリオ(VRILLO CO., LTD.)
代表取締役 寺井 智彦


1980年北九州市戸畑区出身。
2012年1月にVRILLOを開業し、
現在は店舗、住空間の両方において
デザインから施工までの全てを自社管理で
行いながら美しさと機能の両方を備えた
五感を刺激する空間づくりを
高い美意識のもとに活動。

手掛ける業態は様々で
カフェ、飲食店、ブティック、
住宅、オフィス、ホテル、ブライダルなど
あらゆる業態の空間を
設計デザインし自社施工する。

近年では、ミシュラン掲載店の「Bekk」、
世界中から注目される「照寿司」の
リニューアルを立て続けに成功させる。
知名度高く注目の飲食店や美容室、
クリニックからのオファーを日々頂き、
全国各地を飛び回る日々を送っている。

★OFFICIAL Instagram   →https://www.instagram.com/vrillo_official/
★代表の日常 Instagram  →https://www.instagram.com/vrillo7/
★日々のグルメ Instagram →https://www.instagram.com/nori101/

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